体のこと(栄養)

栄養療法をはじめたキッカケ①

私の体の異変から栄養療法にたどり着くまでのお話を3回ほどに分けてお話したいと思います。

高校卒業までのアレルギー症状について

高校までは、慢性鼻炎、アレルギー性結膜炎に時々なる、夏場に腕の関節が少しかゆくなる
(けどアトピーほどではなく。濡れタオルや熱いタオルでふいたら治まる程度)
の症状はありました。でも、結膜炎の時以外は、特に病院に通って薬をもらうほどではなく特に気にせず過ごしました。



全く、こういう症状がない人からみたらひどいって思うのかな。
でも、アレルギー症状としてはまだ軽い方だったと思います。
(ま、本当は、アレルギー症状出てる時点でアウトなので、重いも軽いもないのですがね。)

一人暮らし1年目での初めての経験

高校を無事に卒業し、東京の学校に進学して念願の一人暮らしです☆



楽しい学生生活でしたが、一人暮らしが始まると同時に食生活は乱れていきました。



住んでいた学生会館はミニコンロがひとつのミニキッチン。
まな板置く場所も無いし、洗い場もこぢんまりとした台所。
食堂はありましたが、意外に高かったのと食事時間が決まっていた事もあり、ほとんど使いませんでした。



料理もほとんどしたことがないし、そもそも好きでも無かったので(´д`)
ろくな食生活はしていなかったはず・・・



そして、お昼はもっぱら学食。



当時、何食べてたんだろう。



お米は実家から送ってもらっていたので、簡単なおかずを作ったり、味噌汁作ったり、納豆ごはんでごまかしたりって感じだったかなぁ。



納豆ご飯と味噌汁食べてたら大丈夫だろう!!という訳の分からない自信がありましたね。


でも、思い返せばここから体の変化は起っていたと思います。



東京生活1年目の冬、脚にひどいかゆみが出てしまいました。
何度か掻きすぎて血が出るほど、掻いても掻いても治まらないかゆみに襲われました。



初めてのことだったので、いまだにはっきり覚えています。
掻いても掻いてもかゆい!!しかも、掻いたらかゆい所がどんどん広がっていく・・・



「あ゛ーーーーー!!!!かゆいー!!!!!」
「誰か助けてーーーーーー!!!」
「東京ってめちゃくちゃ空気乾燥してるのねーーーーー!!!!」



って感じでした。経験のある方はわかりますよね、このつらさ(; ;)ホロホロ



明らかに、東京で一人暮らしを始めてから、私のアレルギー症状は強くなっていきました。
乱れた食生活に加えて、慣れない一人暮らし。空気も水も違う環境。
気付かないうちにストレスもあったのかもしれません。



脚のかゆみは皮膚科に行って薬をもらい、かゆみは治まりました。
ステロイドですね。



翌年の冬からも時々乾燥が強い時にかゆみが出る時はありましたが、初めての冬ほどのかゆみに襲われることはありませんでした。

社会人になってからの体の変化

社会人になって、さらに食生活はおざなりに・・・


朝ごはん→欠食(寝る時間優先)
昼ごはん→会社の食堂(会社の食堂があって本当に良かった・・・)
夜ごはん→軽く作る時もあればデパ地下で買ってきて食べる。(東京のデパ地下楽しいんだもん)



(あ、完全に余談ですが。新入社員の研修の時、人事の方に「配属どこが良い?」と世間話の中で軽く聞かれた事があって。私は力を込めてその人事の方に「食堂のあるところが良いです!!」と言ったら本当にちゃんとした食堂のある配属先でした(*´∀`*)本当、食堂に救われました・・・事務職採用は地元採用が多かたので、一人暮らしの私がそこまで力を込めて言うのでかわいそうに思ったのかも知れません笑。試しに言ってみるもんです~)



そんなこんなで、おかげさまで会社の食堂がボリューム満点でバランスも取れていたため
「お昼さえしっかり食べていれば大丈夫だろう!」という、これまた訳のわからない自信により、相変わらず食生活はずさん。
(大きい声では言えませんが、帰宅後お菓子食べすぎてそのままお菓子が夜ご飯てな日も・・・)



「食事=栄養補給」という考えではなく「食事=空腹を満たすもの」という考えだったので、食べてお腹がいっぱいになっていればOKだと思っていました。



さらに、仕事をしながら難関資格といわれる資格の試験勉強を始めたので、食事に気をかけることもさらに少なくなっていきます。



仕事が終わってから予備校で勉強。休日も勉強。
仕事しながらの勉強なので、やってもやっても終わらない。
やらなきゃいけないことは増えていくばかり・・・
食事の事なんて考える余裕ナシです。



自分がやりたくてやっていることだからストレスだとは感じていませんでしたが、今振り返ると、完全に交感神経優位の緊張状態で生活をしていたように思います。こんな生活をしていて、体の不調が出ないわけがないと今は思いますが、当時は色々増える不調に「なんでかなぁ」と思っていました。



そのうち、体の不調がだんだん増えていっている事に、自分でも気がつきはじめます。


・アレルギー性結膜炎でコンタクトレンズが使えず1Dayレンズしか使えなくなる。
・肌の乾燥がひどい
・顔、背中のニキビが治らない。
 治らないうちに新しいニキビ(吹き出物)ができるから、常に顔、背中には吹き出物が。
・夏場、汗をかきやすい関節(特に腕の)のかゆみ。
 かゆくてかゆくて仕方ない感じのときも多々。
・鼻炎で常に鼻づまり。
 鼻水がいつ出てくるかわからないからティッシュを持っていないと不安なくらい。
・25歳くらいから時々鎮痛剤を飲まないといけないくらいの生理痛がでるようになりました。



完全にアレルギー症状が強くなっていました。でも、ここまでの症状があっても、その時は自分のことは『健康』だと思っていたから無知は怖い・・・。だって、健康診断は健康そのものだし、特に大きな病気するわけでもないし、という感じだったからです。



このような乱れた食生活の東京生活を過ごし、25歳の時に東京から地元へ帰郷しました。
地元へ帰郷してからのお話は②で。

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