体のこと(栄養)

栄養療法を行っているクリニックの初めての受診。そして栄養療法開始

栄養療法をはじめたキッカケ①
栄養療法をはじめたキッカケ②
栄養療法をはじめたキッカケ③
も一緒にどうぞ♪

はじめての栄養療法外来受診

地元のクリニックに予約を入れて、いざはじめての診察へ!



新しい病院に行くのは少し緊張するし、なんとなく勇気がいりますよね。
でも、最初だけです!



栄養療法してみたい、興味がある。
でも、なんとなく腰が重いな~



という方は、思い切って診察を受けてみましょう!



でも、栄養療法の診察は基本的に自由診療。
自由診療は私もそれまで受けた事が無かったので、自由診療ってどうなの??と最初不安でした。
(なんかめちゃくちゃ高いイメージあるし・・・。高額な診察料請求されたらどうしようという不安もありました笑)



自由診療は病院・クリニックによって値段も違うので、もし通える範囲に栄養療法ができる病院・クリニックがある場合は、HPで値段を確認して比較してみるのも良いと思います。



この記事では、私が通ったクリニックの初診の流れについて書いてみました。
他のクリニックとは全く違うかもしれませんが、参考にしてみてください。



受付後、スタッフの方に呼ばれて自由診療のスペースに移動。
まずは、問診表を書くことから始まりました。



問診表の枚数が多いことに驚き。書くのに30分以上はかかったと思います。



書き終わったら、その問診表を元に自由診療の専門スタッフの方による問診。
色々細かい事を聞かれました。この問診も結構時間かかりました。
(30分以上・・・いや1時間近くかかったかな・・・すみません、具体的な時間は忘れました。)



おそらく他のクリニックでも問診に時間はかかると思います。
一般の診察とは違って、食事や睡眠、便や疲労感、メンタル的な事などとてもたくさん聞かれます。一人で行ける元気がある方は良いですが、動くのがやっと、色々考えるのも嫌だし面倒だーという方は誰か付き添いの方と一緒に行ったほうが良いかもしれません。私でも結構疲れました。



あと質問の内容も、便の状態や睡眠について(良く寝られますか?など)や、メンタル的な事など、普段意識していないような事を聞かれる事が多いです。なので、質問される→どうだったか考えたり思い出したり、を繰り返すうちに若干思考停止状態に笑。今の自分の状態をわかってくれている人がいるなら、付き添いで来てもらったら良いかもしれませんね。



問診が終わったら診察です。
診察の前に、事前に受けた問診の内容はドクターに伝えられているようで、問診内容に沿った形で診察が進んでいきます。診察も、生活のこと、症状のことなど様々なことを聞かれました。問診のときよりももっと細かく突っ込んだ質問も多かったように思います。診察も結構時間がかかりました。問診に加え、診察のことや検査の説明などもあったので、1時間くらいはかかったかもしれません。



診察の結果、まずは、栄養解析の血液検査を受けることにしました。
他にも検査はたくさんありますが、私の場合はとりあえず血液解析からはじめることにしました。



自由診療のため、どんな検査でどれくらいの費用が発生するか、サプリメントを飲む場合はどれくらい費用がかかるか等の説明はとても丁寧にしていただきました。自由診療ですから、全て自費です。気になる点はどんどん質問して、無理をせず、自分のできる範囲からやり始めることが大切です。



また、一般的な診察と違うと感じたのが、ドクターやスタッフから「この検査・治療をしましょう」と一方的に言われることが無かった点です。説明を受けて、患者がやりたいと思った検査・治療をベースに進んでいくようなイメージです。自由診療なので、ドクターやスタッフから一方的に検査・治療方針を決めるということはないようです。(できないと言っていたかな・・・すみません、忘れました)



ある程度どのような検査・治療を受けてみたいかイメージできている方は、自分の意思もきちんとドクターに伝えて治療方針を決めていくのも良いかもしれません。診察を受ける時点でどの検査・治療が良いかわからない方は、まずは診察を受けて色々説明をしてもらい、その中でまずは基本的なところからはじめるのも良いと思いますし、ドクターお勧めの検査・治療をベースに始めるのも良いと思います。



私は、どちらかというと後者に近かったです。基本的には血液検査等の結果を見てから具体的な治療方針を決めますが、診察を受けて、いろいろ説明していただき、だいたいの検査・治療方針を決めていきました。



と、初めての診察はここまで。
診察のあと、採血をして終了でした。
初診は問診と診察と採血で終了です。
具体的にどのように治療を進めていくかについては血液検査の結果が出てからという事でした。



ざっと3時間はかかりました。長かった・・・疲れた・・・
でも、栄養療法はその人その人に合わせたやり方でないと意味が無いので、最初だけ頑張っていきましょう!!

血液検査の結果をもとに、栄養療法開始

血液検査の結果が出るまで1ヶ月くらいはかかったと思います。
結果が出てクリニックから連絡が入ったので、再診の予約をしてクリニックへ行きました。



血液検査の結果を聞きましたが、その時は全く知識も無かったので、
「そうなんだ~」と聞く程度でした。
でも、説明を聞いていくうちに、血液検査の結果からその人の栄養状態がわかるという点に、「これが分かったら面白いし、自分で気をつける事が出来るな」と思った事を覚えています。



血液検査の結果から、サプリメントに関しては基本的なものからはじめましょう、という事になり、マルチビタミンミネラル、DHA&EPA、亜鉛、ビタミンDの4つを飲むことにしました。



このサプリを飲むことによって、何に対して効果が見込まれるかきちんと説明されましたが、私には一つ気になることが。



私は昔から鉄欠乏が気になっていました。高校の時も、一時期鉄剤を処方されて鉄剤を飲んでいた時期があります。



なので、鉄のサプリメントは飲まなくて良いですか?と聞いたら、



「鉄はサプリメントよりもお肉などたんぱく質をきちんと食べるように意識して、鉄分の多い食材を取り入れるようにしましょう。」



と言われました
その時は、鉄欠乏が気になってるのにな・・・と思ってモヤモヤ。



でも、勉強してはじめて知りましたが、鉄のサプリメントは腸内環境を改善してから取り入れないと、逆に体調が悪くなることもあるのです。ドラッグストアでも鉄に関するサプリメントはたくさん売っているので、とても身近なサプリメントの一つだと思いますが、取り扱い方に注意が必要なサプリメントなんですね。当時は、鉄欠乏が気になってはいたのでモヤモヤしつつ、先生の言う通り食事で取り入れるように心がけました。



食事についても指導があります。
グルテンフリー、カゼインフリーを前提に、たんぱく質をきちんと取ること、添加物をできるだけ避けること、カフェインも避ける、などなど、色々指導されました。



食事指導の内容も、今まで全く気にしてこなかったことばかり。
グルテンフリーとかカゼインフリーとか聞いた事はあったけど、意識高い系みたいな人が取り入れてる食事法というくらいの認識しかなく笑。



こんなに気をつけないといけないのーーーー!!!
無理(`ε´)
と心の中で叫びました。



(それを考えると、一人暮らし時代の食生活・・・ずさんもずさんな食生活でした。
どんな食生活だったか興味ある方栄養療法をはじめたキッカケ①~③をパラパラっと読んでみてください。)



最初から全てを完璧に取り入れるのは私には出来ませんでした。
まずはグルテンフリー、カゼインフリーを頑張りましょう!!と言われたので、そこをメインに気をつける事からはじめました。あとは、食事でたんぱく質を意識したり、いろんな食材を取り入れるように意識したり。無理しない程度に取り組んでいきました。



実は、私は小さい時から、朝一番に牛乳を飲むとお腹が痛くなって下痢をする体質でした。
(起きてから数時間たって牛乳を飲めば大丈夫なんですが、なぜか朝飲むとお腹を下す。)
あと、数年前から小麦製品を食べた後にとんでもないだるさ、眠気に襲われるようになり、お昼にラーメンやパスタを食べると、食後ベッドに倒れ込むように寝てしまうことも多々ありました。
また、牛乳や小麦製品を食べることが続くと便秘になる、というような自覚症状もありました。
でも、牛乳も小麦製品(ラーメン、パスタなど)好きだったので食べていたんですね・・・



グルテンフリー、カゼインフリーといっても、完全に除去するということではなく、小麦製品、乳製品(ラーメン、パスタ、うどん、お好み焼きや牛乳、チーズなど)を食べないようにして、既製品に入ってしまっている小麦や乳製品についてはあまり気にしすぎない程度からはじめました。
最初はパスタが食べられない・・・牛乳飲めない・・・のが辛いと感じる事もありましたが、牛乳や小麦製品を食べなくなったら、断然便の調子が良くなりました。



体調に変化があると、食べられないことに苦痛を感じる事もなくなり、栄養療法をはじめて1年半くらいまでは本当にラーメン、パスタ、お好み焼き、牛乳などを食べなくなりました。最近は友人や家族と外食に行く時に時々食べる事はありますが、家では全くと言って良いほど食べません。そういう食生活が普通になっていきました。



このように、サプリメントは取り入れつつも、食生活の改善を軸とした栄養療法が始まりました。

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私は、栄養療法とは「サプリメントを取り入れる」ことがメインだと思っていました



でも、
「栄養療法=サプリメントに頼る」



ではありません。



やはり、人間、「食事が基本」なのです。



「食事の改善」プラス「必要なサプリメントを取り入れる」
のが大切だと思います。



そうは言っても、私は料理が得意な方ではないし、毎日献立に苦労してます。
料理が得意な方が羨ましい・・・
できるなら、サプリメントに頼りたい気持ちも無きにしも非ず。
だって、これさえ飲んでれば大丈夫!なのであれば、楽ですからね・・・



でも、それでは根本的な解決にはならないので、色々な方の知恵を取り入れ、勉強しながら、自分なりに頑張っています。



栄養療法をはじめて改善したお肌やアレルギー症状、メンタル面の改善についてはまた次回にします。

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