体のこと(栄養)

栄養療法をはじめたキッカケ③

結婚生活が始まって1年半ほどたってから、メンタルに異変が・・・
栄養療法をはじめたキッカケ①
栄養療法をはじめたキッカケ②
の続きです。

今まで感じたことのない不安~クリニック受診を決意するまで

結婚後、1年くらいは細々と資格の勉強を続けましたが、色々限界を感じてやめることに。



勉強やめたら、精神的にも楽になって、家事も今までより時間もとれるようになって良かった!



となるはずが、実際は違いました。



逆に、急に時間が出来てしまい、余計な事を考えるように・・・
というか、今まで仕事と家事以外は勉強の事を考えるような生活を過ごし、自分の中で勉強がかなりのウエイトを占めていたので、それが急に無くなった事によって自分を保てなくなったというのが正しいかもしれません。



どうして、勉強をやめたことで自分を保てなくなったのか。

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ちょっとここで、少し時を戻して結婚が決まって転職した時の話を。
結婚が決まってから、私は派遣社員から正社員に転職しました。
仕事しながら勉強時間も確保したいという思いから、転職先を選ぶ際



・時退社できる
・休みを取りやすい
・通勤時間が短い



という条件だけで決めたも同然で、正直、仕事内容については自分がやりたい仕事、興味がある仕事ではありませんでした。転職先では、経理の仕事。以前金融機関にいたので、経理なら出来るかな、という感じで選んでしまいました。

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勉強をはじめてからの私の生きがい、やりがい、努力と言えば



「試験合格のための勉強」



です。



転職先での仕事は毎月ほとんど同じルーティンワークで、慣れてしまえばそれほどエネルギーを使うことはありませんでした。忙しいと感じることもほとんど無かったです。



なので、自分の中に余っているエネルギーをそそぐ先が「勉強」だったのです。
そういう状態だったのに、エネルギーのやり場であった「勉強」をやめてしまった。



仕事はほぼ定時で終わり、買い物して帰ってご飯作って夫の帰りを待つ生活。
当時、夫がいた部署は忙しい部署で、毎日帰りは22時台。遅いときは23時過ぎることも。
勉強していたときは、ご飯を作り終わって夫が帰って来るまでを勉強時間に充てていました。



なので、「勉強」をやめたらすることが無くなり、エネルギーのやり場も無くなり。



仕事も特にやりがいはなく、毎日「こなしている」感覚。
一生懸命になれるものも趣味もない。
これからの私の人生、このまま不完全燃焼な感じで終わっていくのかな・・・
地元の会社で事務員として働いて、産休育休とって、無難な感じで過ごしていくのかな・・・
なんか、こんなはずじゃなかったのにな・・・
仕事も一生懸命取り組んで、家庭とうまく両立しているのを思い描いていたのに・・・
何か毎日物足りない・・・



そう思い始めてから、何が原因かわからない「不安感」「無気力感」「喪失感」のようなものに襲われていきました。



だんだん自分で自分の気持ちのバランスをとることが難しくなり・・・
徐々にその症状はひどくなり、次第に、夫に矛先が向くように。


もう本当にひどい疑いをかけるようになりました(´д`)



仕事で残業しているのに、本当は遊んでいるんじゃないか。
私に隠していることがあるんじゃないか。
我慢していることがあるんじゃないか。
職場で、かわいくきれいな仕事も出来る子が近くにいたら、そういう子に惹かれることはないんだろうか。
この人は、私のどこが良くて結婚したんだろう。
などなど。



いやー、ひどい(笑)



今となっては、もう、自分の中では恥ずかしすぎる黒歴史と化していますが・・・
当時は、やっぱり少し精神的に病んでたんだと思います。
完全に自分のメンタル崩壊してました。



っていうか、



なに、この自分の自信のなさ。自己肯定感の低さ。
自分でも、当時の自分の状態思い出すとドン引きですが、こんなこと本気で考えてたんですよ。



そして、当時の私は夫に(勝手に)抱えていた不安とかを思い切って話しました。
夫にしてみたら、全く思ってもいない事をあーだこーだ言われた状態だったと思うので、驚きというか、意味不明というか、なんとも複雑な表情をしていたのを未だに覚えています。
(そりゃそうですよね)



夫は、そんな私に対して、思っていることなどをきちんと言葉にして伝えてくれました。
私が逆の立場だったら、きっと「何言ってるの?!どうしたの??」と怒ってたと思いますが、そんなこともせず、私の話を聞いてきちんと答えてくれた夫。マジ神。



でも、その頃は日によって気分に波がある状態になっていたので、その日きちんと話してくれた夫の言葉を信じられない日もあったり、私だまされてる!なんて思う日もあったり。



勉強やめてから半年くらいたって、そういう状態が続くようになり。
なんか、自分がおかしくなっていく。



そして、この頃に、勉強の「目的」が知らないうちに変わってしまっていた事に気付きました。



本来なら、勉強とは目標を実現するために頑張るものです。
でも、途中から、私にとって勉強とは自分の中の「不足感」を補うためのものになっていました。



こうなってしまうと、試験に合格するための勉強ではなく、自分を満たすための勉強。
勉強に依存しているような状態です。
依存していたものを一気に手放してしまったわけですから、おかしくなってしまうのは当然のことと言えば当然のことだったのかもしれません。



私は自分を満たすために勉強に依存していたんだ・・・
そう気付いた時も結構落ち込みました。
無駄な時間を過ごしていたんじゃないか・・・
何のためにたくさんの時間費やして、頑張っていたんだろ・・・
もう、なんか後悔ばかりで、私何やってたんだろうと自分を責め続ける。
あぁ、もうなんか毎日辛い。



「あ、もう今の私の状態は絶対おかしい。どうにかしないと。今の私は普通じゃない。」



と、ここまでくると自分でもはっきり自覚するようになり、カウンセリング受けた方が良いかなとか色々考えはじめました。
ネットでも色んなカウンセリングについて調べたり、心療内科探してみたり。
でも、心療内科とかカウンセリングはなんか違うような気がする・・・と思いました。



栄養療法をはじめたキッカケ②でも話したように、栄養療法については興味があって色々調べていて、メンタル的な症状にも栄養療法は有効であるという情報をなんとなく知っていました。



アレルギーの事もあるし、メンタル的にもおかしいし、栄養療法受けてみよう。



ここでやっと栄養療法を受けることを決意し、地元で栄養療法をやっているクリニックを検索。
予約して受診することにしました。



今思えば「精神的な面に栄養が大事、栄養療法が有効」という情報を得ていたおかげで栄養療法を選択できたのはラッキーだったと思います。


書き出すと長くなってしまいますね。
栄養療法をはじめるまでのお話は今回まで。
クリニックに受診してからのお話はまた次回にします。

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