子育て

つわりで食事が思うようにとれず不安なあなたへ

妊娠中は母体の栄養状態が胎児に影響する

「妊娠中は母体の栄養状態が胎児に影響する」

という話は皆さんどこかしらで聞いてたことがありますよね。

でも、つわりの時や体調の悪い時は思うように食事が取れない時も多々あると思います。

妊娠中は本当思うように体が動かない時が多いですからね。

私は妊娠中、妊娠がわかるかわからないくらいからつわりが始まり、落ち着くまで4ヶ月くらいかかりました。

つわりもひどい方だったので白飯のつぶつぶ感が嫌でほとんど食べれず、おかずも何を食べても美味しくない。

ゼリーや果物などばかり食べていました。

あとは、スパゲッティ。妊娠前は栄養療法も取り入れていたのでグルテンフリーほとんど食べていませんでしたが、つわりの時はグルテンフリーだの言ってられないというほど食べられなかったので試しに食べてみたら食べれたので、スパゲティを食べていたこともあります。(ちょっと愚痴ですが、この話を栄養療法で通っていた病院のドクターにつわりがひどくてほとんど食べられずスパゲティを食べたりしていたと話したら「どうして小麦を食べたの!とものすごく叱られ、こっちは考えに考えてスパゲティを食べていたのに私も苦労も知らず!!と私も頭にきてキレてしまい、それからそのドクターにはお会いしていません笑)

妊娠初期の大事な時期にこんな食生活だったので、きちんと赤ちゃんが育つのかどうか心配で仕方がなかったです。

まして、栄養の勉強も少しかじっていて、中途半端に知識だけついたのでなおさら…

初めの頃はこの「妊娠中は母体の栄養状態が胎児に影響する」という言葉が、あたかも私の食事で赤ちゃんがの健康が決まってしまうとでも言われているような恐怖のような思いを抱いていました。

食べられるものを食べていれば大丈夫

振り返ったら、当時すでに分子栄養学も勉強していた私は少し力が入りすぎていた面もありました。

当時不安だった気持ちを和らげてくれたのは、先ほどクリニックのドクターと喧嘩した話を書きましたが、その後にスタッフさんが2人がかりでフォローしてくれて…笑

その方々は分子栄養学の知識もあるし、子育ての先輩の母親でもある方々。

その2人が

「つわりの時はね、食べられるものを食べていたら大丈夫だから!」

「先生が言ったことは気にしなくて良いから!!」

「赤ちゃんはね、きちんと育つから」

スタッフさんも妊娠中つわりの時にマックのポテトを山ほど食べたけど元気に産まれてきたとか、いろいろな話しをしてくれて笑

「当時は分子栄養学も知らないから、今ののむらさんより断然食事悪かったからね」

と本当に忙しい中、ドクターに言われた言葉が悔しくて悔しくて仕方がなくて号泣していた私を一生懸命慰めてくださいました。

こんな感じで話しをしていたら、段々

「あ、食べられるもの食べてれば良いよね…食べられなくたって別に大丈夫だ」

と思うことができました…

頭ではわかっていても、心で納得いっていなかったのですが、ようやくそこで納得できた感じでした。

分子栄養学をせっかく勉強しているからと意気込みすぎてしまっていました。

つわりがいつ終わるかわからないので、知っている知識を活かせないもどかしい思いをしてても、つわりの時は仕方がないと割り切りました。

妊娠中の食事について

妊婦検診などで、妊娠中の食事についていろいろ自治体からも資料もらいます。

そこには、妊娠中とりたい栄養や食事内容について書いてありますが、毎食毎食一汁三菜なんて無理。

現実問題妊娠中の体でどれだけの人がこの通りにできるのだろうかと思ってしまいました。(私はできなかった方)

妊娠中の食事について気になる方も多いと思いますが、もちろん栄養を「摂る」ことも大事だと思いますが、「摂らないものを決める」のも大事です。

●食品添加物の多い食事をなるべく避けよう

●飲み物も甘いものではなくお茶やお水にしよう

●無農薬とか野菜にこだわってみよう

などなど、栄養を摂る以外でもできることはたくさんあります。

食事内容も、自治体の資料にあるバランスの取れた食事を毎食なんて無理な話しなので、自分ならどこまでできるかを考えてでいる範囲でやってみる。

●野菜は具沢山味噌汁にしてとろう

●ご飯は白米じゃなくてぶづき米にしてみよう

●フルーツはおやつに食べよう

●体がしんどいからミールキットを購入してみよう

などなど、自分でできる範囲はどこまでかなと考えてみて、できる範囲でやる。

できないなら、手放して便利なミールキットや最近は妊婦さん向けなどの無添加冷凍お弁当などもあるみたいなので、そういうものを試してみるのも良いかもしれません。

「できる範囲で無理しない」

ことが1番大事です。

1番大切なこと

妊娠中は食事も大切ですが、やはり1番大切なのは

「妊婦さんが心穏やかに笑顔で過ごすこと」

です。

「あー、今日は食事思うように摂れなかった…」

と思っても、また翌日や翌々日でカバーすれば良いし、出来ないことは諦めるというのも大切です。

栄養も大事だけど、美味しく食べて、笑顔で穏やかに過ごす。

これに勝る大切なことはないと思うので、あまり神経質にならずに長いようで短いマタニティ生活を楽しんでもらえたらと思います( ◠‿◠ )

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